スタッフブログ

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顔のしわは予防できる?!30代から始める適切な予防とは?

しわ
2023.05.24.水曜日
しわ | 2023.05.24.水曜日

こんにちは!とても寒い季節であると同時に、乾燥する時期。
お肌が乾燥しないよう保湿に気を使う大変な季節でもありますよね。
乾燥はしわの大敵…。毎年気にはかけているけど、30代になって20代の頃と比べて

・お肌が乾燥しやすくなった
・表情じわが薄っすら跡が残るようになってきた(戻らない(涙))
・お肌のハリやツヤも勢いがなくなってきた

などと感じる方も多いのではないでしょうか。
気づけば30代、そして40代にも手が届く年になってきた。出来る限り若々しい綺麗なお肌でありたい。出来れば年を取るのを止めたい…
誰もがそう願っていることだと思います。

しかし、どれだけ保湿すること、紫外線を浴びないようにすることを意識しても普段の生活の中で加齢に伴う顔のしわを防ぐ術には限界があります。

まだ、深いしわやたるみがあるわけでもない…。
だから、美容整形クリニックで”しわ治療””たるみ治療”をするほどでもないようにも思う。だけど、今のセルフケアだけでは足りない気がする…。
できることならば、手の届く範囲で、それらの進行を抑えることはできないだろうか。

そんな葛藤で思い悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は20代後半、30代、40代の方の「ちょっと最近気になり始めた顔のしわ」の効果的な予防についてご紹介したいと思います。

そもそも、何故しわが出来るのか。

しわが出来る原因は様々ですが、主なしわの原因は肌の弾力性の低下です。
弾力がなくなる要因は

1.加齢によるお肌の水分保持力低下
2.お肌の乾燥
3.紫外線によるお肌へのダメージ
4.加齢に伴うたるみによる細胞位置の変化
5.活性酸素による細胞障害(酸化ストレス)※喫煙など

など様々ですが、乾燥・加齢・紫外線により引き起こされます。

しわにも種類がある!代表的な3つのしわ

しわにも大きく分けて3つあります。
1.表情じわ
2.紫外線じわ
3.乾燥じわ

表情じわは言葉の通り、表情の変化によって表皮が寄り合い出来る溝のことです。
笑うと目尻の横に出来るしわ、眩しくて眉間に力が入ったときに行く眉の間の縦じわ、又はおでこにできる横じわのことです。
若いうちは肌にハリ、つまり弾力があるので表情の変化で出来る溝はすぐに元通りになりますが、加齢・乾燥・紫外線の影響で弾力がなくなったお肌は溝後が元に戻るのが遅くなったり、いずれは元に戻らなくなります。

紫外線じわは紫外線を強く浴びることでコラーゲンが減少し、その結果、エラスチンが劣化します。エラスチンは表皮と真皮の間を垂直方向に伸びる構造を作って表皮を支える役割があり、コラーゲン繊維を支える役割も担う重要な繊維です。
エラスチン劣化により表皮を支えられなくなり、お肌の弾力低下、しわの原因となります。

乾燥じわはその名の通り、皮膚が乾燥状態が続くと水分量が低下し発生するものです。
通常、表皮のターンオーバー(新しい皮膚が生まれまわるサイクル)で改善されます。
しかし、慢性的な乾燥に加え、紫外線や加齢などに伴い皮膚のバリア機能が低下すると、潤いを維持できなくなり、弾力性も失い、他のしわと同様のメカニズムでしわになります。

しわにも深さがある

深さの違いでもしわは3つに分類されます。

【小じわ】

主に表皮、真皮の上層部の組織が変形して起こる比較的浅いしわ。

【深いしわ】

真皮の下層部の繊維配列が乱れることで真皮上層部から表皮を含めた深い陥没によって生じる深いしわ。

【たるみじわ】

加齢による骨の変形、加齢による真皮のエラスチン減少によって弾力性が失われ皮膚全体が下垂することで発生するしわ。

このように皮膚のしわは表皮の乾燥だけではなく、細胞の変形などによっても引き起こされます。特に内因性の老化(細胞老化によるもの)は中々意識していても防ぐのが難しい要素でもあります…。

どうすれば”しわ”は予防できるのか

細胞変形により発生するしわは変形した細胞の位置を戻す(調整)か、陥没部位を上手く埋めることで治療することができますが予防となるとセルフケアでは中々難しい…というのが本音です。何故なら細胞変形の原因も様々だからです。

代表的なものでいうと、加齢に伴う真皮のエラスチン減少による表皮の下垂、又は真皮よりも深部の皮下組織(脂肪層)の下垂、更には脂肪層よりも深部の筋膜の緩みによって発生する皮膚のたるみがもたらす”しわ”が挙げられます。これらは美容医療のたるみ治療で改善・予防することができます。

でも、「ちょっと気になり始めた顔のしわ」を本格的なたるみ治療で予防する…というのも少し勇気がいりますよね。(それなりのお値段だし…)
(若いうちから手軽にできるたるみ治療・たるみ予防についてはまた別の機会でご紹介したいと思います。)

(ようやく本題…)
そこで、「ちょっと気になり始めた顔のしわ」に対して効果的な予防法をご紹介します。それは、ズバリ、表情癖による「表情じわ」がお肌に刻まれる前に「表情じわ」が刻まれないようにすることです。

『え?顔を動かさないようにするってこと?』

その通り…。

でも、笑わない、眉間にしわを寄せない、など顔を動かすな!と言われても意識して出来るようなことではありませんよね。そこで、おススメするのが『ボトックス注射』です。

ボトックス注射で”しわ”を予防

えっ、注射?! なんだか怖い…
初めての場合、躊躇される方もいらっしゃいます。

ボトックス注射はしわ治療では外すことのできない手法です。
ボツリヌストキシン毒素という成分を表情筋膜に注入することで一時的に筋肉を動かす働きを抑える作用があります。つまり、筋肉の動きを抑えることで強制的に表情癖による表情じわが出来ないようにすることで、しわの進行を抑制(予防)する方法です。
もちろん、既に元に戻らなくなった表情じわにも効果てきめんです。
何故なら、表情じわの初期症状の多くは表皮(又は真皮層上層部)の比較的浅いしわです。
元に戻らなくなる主な要因は繰り返し溝が作られるから(無意識下でも表情筋は働き、知らぬ知らずのうちに何度もしわが刻まれている)です。
その繰り返し刻まれる”しわ”が刻まれなくなれば、表情じわの多くは若ければ若いほど早くに解消されます。

比較的早い段階でボトックス注射で予防したほうがよい?

結論から言うと早い方が”しわ予防”になります。
輪郭や脂肪の付き方などによっても個人差はありますが、表情じわの初期状態は比較的浅いしわです。
しかし、繰り返し刻まれることや他の因子(脂肪組織の増減など)が重なり、深いしわへ進行することがあります。
部位や進行具合によっては表情筋の動きを抑えるボトックス注射だけでは解消できないしわへ発展する可能性もあります。そうなると、もはや予防だけでなく治療も意識していかなければなりません。

じゃ…進行してしまったらボトックス注射は効果がないの?
と思われたかもしれませんが、そんなことはありません。
しわの進行を抑えることができるのはもちろんのこと、表情筋の動きを抑制することで動かさなくなった筋肉は小さくなります。
その結果、小顔効果を発揮したり、この作用を考慮してたるみを解消、又は予防になるような効果も考えながら注入できる画期的な手法です。

とはいえ、しわが繰り返し刻まれることが問題ですので、1日でも早くそれを抑制することが治療にも予防にも大切になってきます。
当院でも、20代、30代、40代、50代、60代と幅広くボトックス注射を治療・予防目的で利用される方が多くいらっしゃいます。

ボトックス注射は怖くない

注射はやっぱり怖い…(痛そう)。副作用とかも心配だし…。そもそも顔が動かしにくくなるのかな…。
初めてだと不安もあり、中々勇気が出ない方も多いと思います。
そこで、少しでも勇気が湧いてくるつかはらクリニックのボトックス治療の一工夫をご紹介します。

【注射針は特殊な極細針】

当院の注入針は33~34ゲージという特殊な極細サイズになります。
一般的な病院で使用される極細針は27ゲージと言われています。
(ゲージサイズが大きくなるほど細くなります)
点滴針はもちろんのこと、予防接種の針よりも細いものになりますので、痛みはそれらに比べると小さめです。

【厚生労働省認可のボトックスのみ使用】

ボトックス注射と言っても様々なメーカーからたくさんの種類の製剤があります。
実は国内で厚生労働省が認可しているメーカーは今のところ2社しかありません。
国の厳格な安全基準に基づき定められた基準をクリアしたものに与えられる認可です。
当院で扱う製剤は厚生労働省認可のアラガン社製のボトックスのみです。製剤の安全性はお国が担保していることになりますので、安心して受けていただくことができます。

【当院Drはアラガン社認定のキードクター】

キードクターとは簡単にいうと、ドクターにボトックス注射の指導教育をする立場のこと。製剤の特性、効果的な部位・深さ・量を深く理解し、誰よりも実践しているからこそですね。

【タッチアップ無償対応】

タッチアップとは追加注入のこと。ボトックス注射は注入から数日後に効果が現れます。その効果の程度に応じて、初回治療から3週間以内であれば無料で追加注入に対応しています。本人にとってベストな状態を調整対応できるのは初めての方にとっても安心です。

副作用はあるの?

どれだけベテランの医師が対応したとしても挿入部位周辺が内出血することがあります。
でも安心してください。内出血が起こった場合は2、3日後が最も目立ち約1週間後に青色から黄色に変化し約2週間で元の肌色に戻ります。
注入処置は治療当日からメイクをすることが出来ますのでファンデーションやコンシーラーで内出血を隠すことはできます。
また、部位によっては筋肉が従来のように動かなくなりますので、慣れるまでは若干の違和感を感じる方もいらっしゃいます。しかし、大前提として顔面筋肉が複数あるうちの一部を抑制するだけになりますので生活に支障が出るようなことはまずありませんのでご安心ください。

もう少し詳しく知りたい方は、ボトックスページの詳細をご確認ください。

ボトックス注射について

初めての方こそ、まずは”ボトックス注射”から

潤いはセルフケアである程度意識することができます。しかし、いくら保湿しても、”しわ”がつかないよう意識するのにも限界があります。
表情じわが気になり始めたら、一番の予防と治療は溝が作られる回数を減らすことです。

効果はどれくらい持続するのか

部位にもよりますが、凡そ4~6ヶ月です。
急に効き目がなくなるというよりは、徐々に筋肉が発達し始めるという感覚です。

よく4~6ヶ月ごとに継続しないと意味がない。
という方もいらっしゃいます。もちろん、継続することで効果を維持できますので、引き続きしわの進行を抑制することができます。
しかし、例え継続しなかったとしても、約半年の間、しわの進行を抑制し、同時に何度も刻まれる皮膚の溝を抑えることができます。いわば加齢に伴うしわの予防です。

費用はどれくらいかかるのか

部位により注入する量が異なりますので、料金は部位毎に異なります。
でも、初めての方に限り、表情じわで最もオーソドックスな部位(おでこ、眉間、オトガイ、目尻)はお得なセットがあります。(2020年1月15日現在)

3か所同時処置 →49,800円(税込) (実質1か所 約16,600円)
2か所同時処置 →39,800円(税込) (実質1か所 約19,900円)

かなりお安いです。しかもアラガン社製ボトックスです。
深くしわが刻まれる前に一度やってみる価値はあるのではないでしょうか。

ボトックス注射をしたことがバレるのか

ボトックス注射をしたらバレるのか、気にされる方もいらっしゃいます。
しかし安心ください。処置を受けたかどうかを見分けることは私たち従事者でも難しいです。
もちろん、注入痕(ポツンと内出血跡)が残る場合がありますが、多くの場合ファンデーションやコンシーラーで隠すことができます。
万一、仮に内出血が見えたとしても、それがボトックス注射なのかを判断することはほぼ不可能です…。
また、ボトックスの効果が表れてきたら表情が前と異なるからバレるのかというと…
例えば、治療前と治療後の笑ったときを見比べないと分からないくらい自然に仕上がります。
顔面には多くの筋肉で構成されています。すべての筋肉が動かなくなるのではなく、表情じわを引き起こす特定の部位にピンポイントで処置しますので、当院では行いませんが、複数個所に過剰注入しない限りは自然な表情を保ちながら効果のある処置となります。
どうしても気になる方は、タッチアップは無料ですので、医師と相談の上、注入量や部位を相談しながら決めると安心ですね。

気になる治療前と治療後は?

◆症例1

◆症例2
額(おでこ)のボトックス症例

もっと詳しく知りたい方へ

詳細はボトックス注射治療ページをご覧ください。

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